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雨音がつくる、KItoNOKO の静かな時間
2026年06月08日
雨音がつくる、KItoNOKO の静かな時間
梅雨の季節や雨の日は、どこか気持ちが落ち着く特別な時間を感じます。
KItoNOKOの外壁の周囲には、各階ごとに小庇(こひさし)が設けられています。この小庇は、建物のデザインを引き立てるだけでなく、雨の日には思いがけない心地よさを私たちに届けてくれます。

撮影:足袋井竜也
雨が降り始めると、小庇の上に雨粒が落ち、「ポツポツ」「パタパタ」と優しい音が聞こえてきます。激しい雨の日には力強く、霧雨のような静かな雨の日には繊細に。同じ雨音でも、その日の天候によってさまざまな表情を見せてくれます。
普段の生活の中で、私たちは多くの音に囲まれています。車の走行音、人々の話し声、スマートフォンの通知音など、意識しなくてもたくさんの情報が耳から入ってきます。そのような日常の中で、自然が奏でる雨音には不思議な力があります。
KItoNOKOでは、雨の日になると小庇に落ちる雨音が建物全体をやさしく包み込みます。その音は決して大きく主張するものではなく、静かに背景に流れながら空間に心地よいリズムを与えてくれます。
窓の外を眺めながら耳を澄ませると、一定ではない雨粒のリズムが聞こえてきます。時には強く、時には弱く。自然がつくり出す音楽のようなその響きは、忙しい毎日の中で忘れがちな「ゆとり」を思い出させてくれるようです。

撮影:足袋井竜也
KItoNOKOでは、そんな雨音を聞きながら日々の業務を行っています。
打合せの時間も例外ではありません。雨の日の会議室には、外から小庇に落ちる雨音がほんのりと届きます。参加者同士の会話の邪魔になることはなく、むしろ空間に落ち着きを与え、自然と穏やかな雰囲気をつくり出してくれます。
新しいアイデアを考えるときや課題について話し合うとき、静かな環境はとても大切です。雨音には人の気持ちを和らげ、集中力を高める効果があるとも言われています。実際に、雨の日の打合せではいつもより落ち着いて話ができたり、じっくりと考えを深められたりすることがあります。
一人でデスクワークをしている時間も同じです。
パソコンに向かい資料を作成したり、メールを確認したり、設計や企画を進めたり。そんな日常の業務の中で、ふと耳に届く雨音が気持ちをリセットしてくれます。
窓の外では雨が降り続き、小庇がその雨を受け止めています。その音を聞きながら作業をしていると、慌ただしい時間の流れが少しだけゆっくりになるような感覚があります。
現代社会では効率やスピードが求められる場面が多くあります。しかし、良い仕事をするためには、時には立ち止まり、落ち着いて考える時間も必要です。
KItoNOKOの雨の日には、そのような時間が自然と生まれます。
特別な演出があるわけではありません。自然に降る雨と、それを受け止める小庇。そして、その音に耳を傾ける人がいるだけです。
けれども、その何気ない時間こそが豊かな空間をつくり出しています。
建物は単なる箱ではなく、人が過ごし、働き、交流する場所です。だからこそ私たちは、機能性だけでなく、その場所でどのような時間が流れるのかを大切にしたいと考えています。

撮影:足袋井竜也
雨の日のKItoNOKOには、晴れの日とはまた違った魅力があります。
空は少し曇り、景色はしっとりと落ち着きます。そして、小庇に落ちる雨粒が静かな音を奏でます。その音に包まれながら打合せを行い、業務に取り組み、時には窓の外を眺める。
そんな何気ないひとときが、心を整え、新しい発想や豊かなコミュニケーションにつながっているのかもしれません。
もし雨の日にKItoNOKOを訪れる機会があれば、ぜひ耳を澄ませてみてください。
小庇に降り注ぐ雨粒がつくり出す優しい音色とともに、ゆったりと流れる時間を感じていただけるはずです。
雨の日だからこそ味わえる、KItoNOKOならではの静かな時間。
私たちは今日も、その心地よい雨音を聞きながら仕事をしています。
KItoNOKO(木と鋸)は 暮らしにまつわる物語を一緒に育んでいくみんなの「家」。
家を建てる前も、建てた後もずっと続いていく暮らしの物語をお客さまと一緒に紡いでいきたい。そんな願いとともに生まれました。
衣食住にまつわる体験が楽しみや暮らしのヒントとなりますように。
何気ない会話が、少しでも安らぎの時間となりますように。
木の香りとともに、扉を開けてお待ちしております。

撮影:足袋井竜也
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